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実は、屈折矯正手術の歴史は1869年から始まっていた。
レーシック手術の歴史

近視矯正手術は、実はかなり昔からあることをご存知でしょうか。遡ること1869年に初めて角膜を切開する手術が始まりでした。
その後、日本の佐藤教授が角膜の両面を切開して屈折率を変える高度な技術を必要とする手術を行いましたが、手術を受けた人の角膜が濁ってしまうなどの副作用が出る患者が出たため、普及にまでいたりませんでした。
RKやPRKは、レーシックのようにレーザーを使った治療ではなく、メスによる手術です。レーシックとは異なり、合併症や、痛みなどの問題が多々ありました。
1990年代になるとレーシックが登場。
1990年にギリシャのパリカリス博士が、マイクロケラトームと呼ばれる装置を使って行う、レーシックを開発しました。
角膜をカンナでめくり、角膜を手術後に戻すことで合併症や痛みの問題が解消され、1995年にアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)でエキシマレーザーが視力矯正手術用に認可されたことがきっかけで、ちょうどこの頃からレーシックが普及し始めました。
2005年にはアメリカでは、約150万症例の手術が行われました。
日本でレーシックが普及し始めたのは、それから5年後にエキシマレーザーが厚生省(現厚生労働省)に認可されて広く認知され始めたのでした。
その後は、スポーツ選手や著名人がレーシックを経験したことにより、より身近に感じられるようになり2005年には約7万症例の手術が行われました。
今現在、年間約10万症例以上もの方がレーシックを受けるようになりました。
| 1869年 | 角膜への切開手術の始まり。(角膜を切開して、屈折率を変えるという発想) |
|---|---|
| 1939年 | 日本では初めて佐藤教授が、角膜を切開し屈折率を変える近視矯正手術を実施。(角膜の両面に放射状に切開を施す【佐藤式RK】) |
| 1972年 | 旧ソ連のフィヨドロフ氏が新たな屈折矯正手術を実施。(角膜前面のみの切開での屈折矯正を施す【RK】) |
| 1975年 | アメリカIBM社にて、エキシマレーザーが開発される。当初は半導体などの基盤加工に応用される。 |
| 1983年 | アメリカでエキシマレーザーがはじめて屈折矯正手術に使用される。眼球表面の角膜に熱変性を一切起こすことなく安全に切削できることが確認される。 |
| 1985年 | エキシマレーザーを用いて角膜表面を平坦化させる【PRK】が開発される。 |
| 1988年 | アメリカで初めて、角膜表面へエキシマレーザーを照射するPRKが施行。角膜を切開するこれまでのRK方式よりも、精度の高いPRK方式が主流となる。 |
| 1990年 | PRKとALKを組み合わせた「LASIK(レーシック)」がギリシャで開発。(ALKのマイクロケラトームによるフラップ作成技術と、その後の角膜成型をPRKで使用するエキシマレーザーで行う) |
| 1995年 | エキシマレーザー照射による屈折矯正手術をFDA(アメリカ食品医薬品局)が認可。(しかし、屈折矯正手術の主流はまだPRK方式が主流。) |
| 1998年 | 視力回復が早いこと術後の痛みが少ないことなどからレーシックが評価され急速に普及。日本の厚生省(現・厚生労働省)にてエキシマレーザーの使用認可が下りる。 |
| 2001年 | 高性能イントラレーザーが開発されコンピュータ制御されたイントラレーシックが開始。 |





